スーパーGUTS隊員

特捜チーム スーパーGUTS(Super Global Unlimited Task Squad)

ネオフロンティアに対応し、宇宙にまでその活動範囲を広げたTPCの本部基地に属する特別捜査チーム。TPCのエリートで構成されており、旧GUTSより戦闘部隊の色合いが強くなってはいるが、隊長の人柄ゆえか、隊の雰囲気自身は、極めてアットホームで和気あいあいとしている。

アスカ・シン(つるの剛士)

一見軽くていいかげんに見えるが、実は一本気で絶対にあきらめない意思の強い青年。それだけにつっ走り過ぎる傾向にあり、ピンチに陥ることも多い22歳。隊長にはよく怒られるのとはうらはらに目をかけてもらっており、その主張を受け入れてもらうことも度々であった。10年前に光に消えた父に追い付くためにもスーパーGUTS入りを希望していたところ、宇宙で光と遭遇、ウルトラマンダイナとなる。もと野球選手であり、攻め一方のピッチャーだっただけに、その台詞には野球になぞらえたものが多い。

ユミムラ・リョウ隊員(斉藤りさ)

勝ち気なエースパイロット。ガッツイーグルのγ号に搭乗し、得意技はパンチだが、その洗礼を受けるのはアスカではなく、なぜかコウダが多い。27歳と、アスカよりお姉さんだが、2人の間には他人には入り込めない“絆”とでもいうかのようなものが生まれていく。また、ピンチになることが妙に多いのも特徴である。

ヒビキ・ゴウスケ隊長(木之元 亮)

まさに現代では忘れ去られた家長といった趣きの豪放磊落な指揮官。なにかというと「ばかも〜ん」を発するが、そのまなざしには愛があり、常に部下を思い遣り、かつ信頼している。しかし、だらけた態度の者には、容赦はしない。

コウダ・トシユキ副隊長(布川敏和)

温厚な性格で、もめごとを嫌い、突っ走りがちなアスカをかばったことも度々の作戦家。32歳。隊長に代わり現場での作戦遂行に活躍することが多く、隊長不在のバゾブ事件での指揮官ぶり、決断力が高く評価され、晴れて副隊長になった。

カリヤ・コウヘイ隊員(加瀬尊朗)

名スナイパーで、射撃にかけてはナンバーワン。考古学者でもあり、学者肌のためか失言が目立つことがリョウのパンチを呼ぶのかもしれない。ガッツイーグルのβ号に搭乗する28歳。書道はどうも苦手らしい。

ナカジマ・ツトム隊員(小野寺 丈)

矛盾がとにかく嫌いな科学者で、理論家の29歳。アイディア新発明やメカニックの微調整も得意で、陽性な性格なのだが妙に一つのことにこだわるところがあり、なんでも一度疑いだすとしつこい。しかし、そんなところが幸いして事件の糸口を掴むことも多い。
釣りが趣味で、フライドチキンが好物らしい。

ミドリカワ・マイ(山田まりや)

自称「スーパーGUTSのスーパーレディ」で、自分を可愛いとしっかり思っている18歳。コンピューターのプログラミングにかけては右に出るものはおらず、ふだんは司令室のコンソールでの通信・分析などでその能力を発揮している。いい男に弱い。

迷子珍獣ハネジロー

メラニー遊星に取り残されていた小怪獣で、アスカになついたため以降スーパーGUTSのマスコット的な存在となる。「パム」と鳴くが簡単な単語を話すこともあり、小学校2年生程度の知能があるという。名前は「羽が有るから」という極めて単純な発想によってアスカが付けたもので、本人は不満そうであった。本当はファビラス星のムーキットという生物で、やがて星人と共に星へ帰っていった。

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