特捜チームXIGライドメカ

アルケミー・スターズより技術供与を受けて開発された根源的破滅招来体の陰謀に立ち向かうためのメカ群は、それまでの科学に基づいたものよりもはるかに高レベルのシステムによって製作されており、怪獣に対しても相当の攻撃力を秘めている。また各メカの運用においても搭乗者を最も効果的にそのポテンシャルを引き出しうるプロフェッショナルに絞り、なおかつその用途も極めて限定的に設定することにより、作戦遂行をより確実なものにするように工夫されている。それだけに各チーム使用のメカは基本的に小型で、多用途性は排されることとなったようだ。

ピースキャリー

ピースキャリー

全長36m (最高速度)M2 定員10人

XIGの唯一の大型メカで、作戦行動地が遠方の場合は輸送機としても機能する司令機。パイロットは神山で、堤と場合によって我夢が搭乗するケースが目立ち、必要によって3つのハッチにコンテナメカを搭載する。高性能レーダーを装備し、機首にヘルチケット砲を2門もつ。

コンテナメカ

コンテナメカ

各チームが使用するメカは待機時には全長8mとコンパクトな六角形の角柱の状態になっており、エリアル・ベースから、ピースキャリーからの出撃にかかわらず、射出後ただちに空中にて変形するシステムになっている。

XIGファイターSS

XIGファイターSS

全長14m M9 2人乗り

ファイターチームのリーダー機で、通称「ファイター1」。SGともに我夢が開発したリパルサーリフトを搭載しているため空中浮遊が可能で、これまでの航空機では不可能だった動きを実現している。基本の武装はミサイルで、超空間を破壊した特殊弾を搭載したケースもある。

XIGファイターSG

XIGファイターSG

全長11m M6 2人乗り

HEATミサイルを多数基本武装した、通称「ファイター2」「ファイター3」。場合により焼夷弾も搭載し、外部に液体窒素弾を取り付けて出撃したこともある。敵にやられるケースも多い機体で、イジェクト機能もよく使用された。SS1機につき2機が続き、3機を一組として行動する。

XIGファイターEX

XIGファイターEX

全長12m M8 2人乗り

指揮官機として配備され、当初は堤が使用していたようだが、我夢が無断で持ち出してからは周囲も我夢機といった認識となっていく。その後も我夢は自らの設計によるリモートフライングシステムを取り付け、やがて人工知能PALが起動することになっていく。第50話にて、我夢を助けようとして突進、大破した。

XIGファイターST

XIGファイターST

全長14m M12 2人乗り

その推進力が激しすぎたために開発が中断されていたが、破滅招来体の攻勢に対抗するべく乱橋の開発チームによって急遽完成が急がれたSSの進化型。速度が大幅にアップしただけでなく運動性能もかなり向上し、空中浮遊したままの攻撃も可能になった。

XIGファイターGT

XIGファイターGT

全長11m M8 2人乗り

SGをベースにした新世代機で、最高速度こそSSに劣るものの運動性はケタ違いで搭乗者のテクニックも、リーダークラスのものが必要になっている。我夢と藤宮に光を与える際は梶尾と北田が操り、作戦をみごと成功させた。

シーガル・フローター

シーガル・フローター

全長7m M3 3人乗り

チーム・シーガルの使用が多い低騒音のローター機で、サーマル・イメージャーで建造物内などに取り残された人間をサーチすることもできるレスキュー機。安定性が高く、火災時の強風下においても作戦行動が可能。

MLRSバイソン

MLRSバイソン

全長9m 208km/h 3人乗り

G.U.A.R.D.地上基地にも配備される、チーム・ハーキュリーズの使用が多い戦闘バギー。武装はサイクライダー砲と200mm徹甲弾で、軽快な走りも実現しているため市街戦などでその強みを見せる。装甲も相当厚い様子。

GBTスティンガー

GBTスティンガー

全長9m 172km/h 3人乗り

なにかと「強行突破」の多い、ハーキュリーズに似合う高性能機動戦車。グレネードミサイルを計50基、アルティメイトナパームを始めとする車載火器、各種弾薬を900kg搭載し、あらゆる状況下で戦闘を繰り広げる。

シーガル・ファントップ

シーガル・ファントップ

全長9m 313km/h 2人乗り

フローターと同じくレスキューのための出動が多い地上マシンで、車体上部の消火弾発射装置を展開、あらゆる火災を消し止める。ファイターチームの攻撃による二次災害の発生を防ぐケースも あり、チーム・シーガルが迅速な行動を見せた。

セイレーン7500

セイレーン7500

全長12.6m 水上104km/h 水中76km/h 4人乗り

酸化剤の使用、不使用で、ジェット推進、ロケット推進のどちらでも可能なエンジンを搭載し、水深1万mにおいても自由に活動ができる小型万能潜航艇。
武装はマーリンブラスト砲で、海の怪獣が出現したために出動した。

ベルマン

ベルマン

全長4.65m 486km/h 4人乗り

ホンダアコードワゴンをカスタマイズした、超高速特殊自動車。車体上部に機銃を備えているものの使用されたことはなく、主に移動用、追跡用に活用されていた。高性能の探査装置を備えている。

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