GUTS隊員

GUTSとは?

TPCの極東本部のみに編成されていた、怪奇事件などに対応するスペシャリスト集団で、総監から直接指示を与えられることもあるが、直属の上官はナハラである。メンバーは7人で基本的に平和主義者であるため、怪獣の出現に対応した軍備増強によりチームの性質が少数精鋭の防衛隊的になっていくことに対し、隊員間でもたびたび疑問の声がささやかれた。

ダイゴ隊員(長野 博)

超古代人の遺伝子を受け継ぐ23歳の青年で、「光であって人」と言われている本作の主人公。人格は円満で温厚、少々もの静かなくらいだが、GUTSに抜擢されて以来、不器用ながらもほかのメンバーに遅れをとらないように努力を重ねている。それだけに秘められた芯の強さをもち、ウルトラマンとしての宿命を受け入れ、数々の危機を乗り切った。

ヤナセ・レナ隊員(吉本多香美)

宇宙ステーションデルタのヤナセ技官の娘で、シンジョウと同じく、養成所を好成績で出たエリート隊員。ライドメカの操縦能力は非常に高く、エースパイロットとして活躍するが、ダイゴとのコンビでの行動も多い。本気かどうか不明だが「デートしよう」が口癖で、実際ダイゴとデートしたこともたびたびのようだ。年齢22歳

イルマ・メグミ隊長(高樹 澪)

かつて地球外生命との交渉計画の責任者を務めており、サワイの信頼も厚い冷静な司令官。防衛軍時代からムナカタとは関係があるようだが、詳しくは語られない。ミリタリズムを嫌っており、チームを率いる手腕は一流。設定年令36歳、夫とは死別し、息子のトモキがいる。

ムナカタ副隊長(大滝明利)

防衛軍時代にイルマに「絶望の淵から救われた」と語る、隊長に全幅の信頼を寄せる現場指揮官。生真面目な軍人気質の人物で自らのことはあまり語らないが作戦の展開能力は抜群で、意外にも身も軽い。自室では、ウエイトトレーニングに励んでいるようで、酒は全く飲めないが、いきつけのジャズバーでミルクを飲んでいる。独身の33歳。隊員から「リーダー」と呼ばれる。

ホリイ隊員(増田由紀夫)

GUTSの頭脳とまで言われる発明家で、敵に対応したさまざまなアイテムを開発する陽性だが繊細な一面も合わせ持つ28歳の隊員。大坂弁で快活に話し、普段は失言も多いが、いざという時には身を投げ捨てて他人を守ろうとする男気もある。マグニア事件で知り合った、江崎ミチルという女性と結婚した。

シンジョウ隊員(影丸茂樹)

マユミの兄で、沖縄の出身。GUTS随一の射撃の名手で、大型レーザーガンのDUNKショットをあつかうことが多い。ホリイとは凸凹コンビとして行動することが多く、自分の方が男前だと内心思っているため、ホリイに恋人ができたことに大いに衝撃をうけていた。そして、やがてはダイゴと墜落コンビとなっていくこととなる26歳。実は大変な恐がりで、お化けなどが大の苦手。レナにちょっと気がある?

ヤズミ隊員(古屋暢一)

隊長をしてコンピューターの天才と言わしめる最年少の18歳で、戦闘指令室においてのオペレーション業務を担当している。現場への出動を何度も希望するもそのつど隊長に軽く無視されていたが、軍国少年になりかけていたジョバリエ事件の際にムナカタに同行することが許された。そこで、戦いの恐ろしさ、悲惨さを知ることになる。

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